ノーコードでアプリを開発できる「サスケWorks」について機能、導入事例、サポート体制、料金などを調査しました。業務改善のためのツール選びにお役立てください。
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サスケWorksには2つのプランが用意されています。基本機能がすべて利用可能な「スタンダードプラン」とスタンダードプランに加えてAPIを使った外部連携やアプリの販売ができる「プレミアムプラン」です。開発者アカウントは1IDで、利用者アカウントは10IDですが、オプションでアカウントの追加も可能です。
登録できるアプリ数の上限は、スタンダードプランで100個、プレミアムプランで200個となっています。どちらも30日間の無料トライアルが利用可能です。
サスケWorksは誰でも簡単にイチからアプリを作れるツールです。入力項目がパーツとして用意されているため、必要なパーツをドラッグ&ドロップして設定するだけでデータベースの項目を作ることが可能です。そして、その項目に沿ってデータを登録していくことでデータベースを構築します。
集約したデータを活用するのがWorksアプリの基本ですが、サスケWorksには表示や入力・検索、出力、権限、セキュリティとさまざまな機能があるため、目的に合わせて必要な機能を組み合わせればアプリを作れるでしょう。
iOS・Android用スマホアプリとして開発するための機能も多く搭載されているサスケWorks。プッシュ通知はアプリからの通知をプッシュ機能としてスマホで受け取ることが可能な機能で、自分宛の承認依頼をスマホのウィジェットに表示させることができるウィジェット表示機能もあります。
1台の端末に複数のアカウントを追加して切り替えて利用できる機能や、複数のアプリを起動してフリックで素早く切り替えて利用することができる機能なども。
香水の開発製造を行ってきましたが、小ロットでの製作要望が多く2022年に小ロット香水製作サービスを開始しました。この新サービスリリースに伴って営業メンバーを増やしてチーム体制を敷くことになり、メンバー間で案件管理、進捗の見える化、売上管理を行っていくためのツールを探していたところサスケWorksにたどり着きました。
サスケWorksの導入の決め手は、アプリ開発や管理費のコストパフォーマンスに優れている点。必要な機能が標準機能としてあったため、プラン料金内でアプリ開発ができるのが魅力的だと感じました。また、シンプルな画面で入力項目も分かりやすく、使い勝手が良いのも決め手のひとつです。
当初の目的どおり、営業部で「営業案件管理アプリ」として利用を開始。シンプルなアプリのため利用開始から1ヶ月ほどですっかり運用が定着し、今では営業チームのメインツールとして活用されています。
今まで工場の生産量や機械稼働時間といった生産データの記録を紙で行っていて、記録者ごとに集計方法が異なっていました。さらに記録した紙を事務所でエクセルに変換する際、一部の紙はそのまま工場に保管されるなど社内で上手にデータの管理や活用ができていませんでした。これらの課題を解決するため、サスケWorksを導入することに。
サスケWorksを選んだ理由は、類似サービスと比較し安価であったこと。それでいて、必要十分な機能が備わっていたことが決め手となりました。また、写真の添付が簡単な事やあらかじめ準備されていたテンプレートがやりたい業務にぴったり当てはまったことも導入理由のひとつです。
導入後は、生産日報アプリと題して利用しています。新しいツールを導入するにあたり現場の作業員の理解が得られにくいことがネックでしたが、操作が簡単なこともあり使い始めてみるとすぐ慣れました。現場作業員が生産データを入力するようになり、事務スタッフの入力・集計作業が不要となって業務効率化につながりました。また、入力した結果がリアルタイムで閲覧できるようになった点もメリットです。
サスケWorksでは、ベンダースタッフが対面開発してくれる全3回の「コウチク30」というプランを提供しています。1回だけなら無料で実施でき、初回のみでアプリが完成すれば構築したアプリはそのまま使用することが可能です。
コウチク30を無料トライアル期間中に利用することもできます。サスケWorksで本当に欲しいアプリが作れるのか検証し、導入の可否を判断するのにも活用できるでしょう。初回は無料なのでコスト面でのリスクもありません。
「コウチク30」は、導入後のサポートにも対応しています。アプリ構築数は無制限なので、期間内ならいくつでも構築可能です。構築以外にも操作の説明や運用や連携を駆使した複雑なシステム構築の相談など、サスケWorksに関することなら何でも相談することもできます。
何人でも参加できるので、ワークショップを開催するようなイメージでも活用できるでしょう。また、3回の対面構築が完了してから30日以内であれば無料でアプリの調整や修正をサポートしてもらうことも可能です。
サスケWorksはさまざな機能が搭載されていて、すべての機能が基本料金に含まれます。料金プランがシンプルかつ明快であるため、実際にかかるランニングコストが分かりやすいでしょう。契約後にプランを変更することもできます。ベンダースタッフが対面開発してくれるコウチク30を活用できる点も魅力的です。
ソースコードを書かずに、システムやアプリ開発ができるノーコードツール。業務改善のためには、解決したい課題に対応できるかはもちろんのこと、利用シーンにあったツール選びが大切。
トップページでは、業務効率化を目指す方向けノーコードツールの選び方を整理。ツールの機能特徴別におすすめを紹介しているので、ぜひお役立てください。
サービス提供者(社名) | 株式会社 インターパーク |
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所在地 | 北海道札幌市中央区大通西10丁目4-14 南大通ビル2F |
営業時間(定休日) | 9:00~17:30(土日祝日) |
TEL | 0120-503-613 |
公式HP URL | https://works.saaske.com/ |
タスクの効率化だけではなく、業務フローの改善につながるワークフロー機能を備えたおすすめのノーコードツールをご紹介。自社でデジタル化したい業務の範囲とツールの特徴を照らし合わせて、業務効率化にお役立てください。
引用元:SmartDB(https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/)
引用元:kintone(https://kintone.cybozu.co.jp/)
引用元:CELF(https://www.celf.biz/)
選定条件:2023年3月15日時点でITreview「Webデータベース・ノンプログラミング開発」に掲載(※1)され、現在もサービス契約が可能な38社を掲載。うちワークフロー機能が搭載されていて、導入事例を掲載している会社18社より以下を選定。
SmartDB…調査対象の中で唯一、SaaS型ワークフロー市場全体・大企業市場シェアNo1.1を獲得(※2)し、WebDB・ワークフロー・システム連携などマルチに揃った機能を備えている。
kintone…調査対象の中で最安値である1ユーザーあたり858円(税込)/月から・最小5ユーザーから利用可能。
CELF…調査対象の中で唯一、Excelをそのまま取り込んで自動アプリ化する機能を備えている。
※1 参照元:ITreview(https://www.itreview.jp/categories/web-database)
※2 参照元:SmartDB(https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/features/)テクノ・システム・リサーチ「2022年 SaaS型ワークフローメーカーシェア調査」より